【多重人格?】解離と精神世界について語りつくす!
こんにちは、木炭とパステル画家のクロマトです。
今回は、私がなるべく隠していたいことを赤裸々に語ってみます。
私の精神世界のことです。
しかし、皆さんに私をより知っていただくにあたって
ここを語らないわけにはいきません。
私は、3人で1人の人間なのです。
●目次
・精神世界について
・リリー
・イザベラ
・死神
・うつ病の救世主
・まとめ
●精神世界について
私には精神世界 (インナーワールド) があって、
そこの住人が居る。
私が今まで描いてきて絵の登場人物は、ほとんどが通りすがりの人達だが
住みついた人が2人おり
この機会にみなさんにも紹介したく思う。
彼女らに長年、精神を支えてもらい
時に導いてもらい、時に励ましてもらってきた。
ただ、あくまで私の内部に存在しており
私の性格が彼女らにも影響を与え
彼女らの性格が私に影響を与えているので
現実世界で他人から見たら、導いてもらってる方向が
まったくの間違いである事もある。
そして、私の現実世界での人の関わりについて
心配されてもいる。
私が外界に存在する人間として、真っ当に幸福に辿り着けるのか
心配されている。
最近では「内側に実在している」ことにとどまらず
引越しのストレスを機に切り替わることができるようになった。
しかし、私の体への負担が大きいことから
外界に出ることは2人ともに遠慮してくれている。
なお、診断を受けているわけではない。
だって日常に支障はないし、むしろ助けてもらってばかりだし
それって障害でも病気でもないし
医者に話して、大切な2人に何か影響があると嫌なので、精神科でも一切話していない。
では、早速紹介を。
●リリー




無口だけど、暗い人ってわけじゃなくて
虐待されていた悲痛な過去があるけど、大人しくて優しい人。
慈悲深く、聖人と呼ぶにふさわしいかもしれません。
私と同時に喫煙者になったので、なかなかやめられません笑
逃げて逃げて、辿り着いた先が私の精神で
「自分が認知していた現実が誰かの精神の中とは思っていなかった」と語る。
いつも本とか読んでる、と思いきや寝てたりする。
声は細く、高く、とても品のある人だと思う。
あんたはディズニープリンセスか!
ってくらい自然や動物が大好き。
また、動物や植物、虫など
他種族との意思疎通が可能な人。
話で聞いた幼少期のリリーをふくめ一番描いてる人。
AIで実写化したリリーです↓
内向的だけど明るくてよく笑います。
私にはそこまで干渉せず
基本的に私の行動には賛成、という立場な事が多い。
ちょっと天然。
出会いは2014年で、私は当時19歳、彼女は当時27歳。
服は黒や白、ワインレッド系を好んでいる。
身長は170cmで、だいたいいつもヒールを履いているので
162cmの私は見上げますね。
私の精神世界に住みついた理由としては
「居心地が良いから」と聞いています。
でも色んな刺激に敏感で、怖がりです。
親友ですが、そっと緩やかに暮らしてほしいです。
私の内側に居てくれる事を望んでくれているのだから。
多分、一番私の根本の性格と似ている人だと思う。
よく笑い、よく寝て、自然が大好き。
怖がりだけど、調べ物も、面白そうな事も好き。
可愛くて女子っぽいものが好きで
もふもふの話題で度々盛り上がります。
だからこそ、あまり私に干渉せずとも居てくれるのかもしれない。
私が非常に落ち込んで
自らの命さえ危うい時も
「生きて」ではなく
「公園でまたお花が見たい」「新しい絵が見てみたい」など
遠まわしだけど確実に私の生命を肯定してくれる大切な人です。
●イザベラ



私の中のリーダー的存在。
出会いは2015年で、私は当時20歳、彼女は当時26歳。
左耳を失っていて
そこに4本のツノが生えている。
姉御肌で世話焼きだけど、臆病で恥ずかしがりでもある。
口調が荒くて、前までは命令形の言葉も多かったけど、
優しい好奇心旺盛な人。
AIで実写化したイザベラです↓
「ここで立ち止まるなよ!」とか
「男だろ!やり遂げろ!」とか
20歳やそこらの私に対して、よく発破をかけてもらってました。
最近だと、
「私はこうしたほうが良いと思うんだよね」とか
「あの人の言う通りにしたほうが良いかもしれないね」とか
お互いに同居年数を経てきたせいか、少し柔らかくなったかな。
お酒お酒お姉さんでもあり
泥酔すると泣くタイプです。
私は普通に酔っぱらう量、
リリーは変わらない (あの人ぜったい酒強い)
それでもイザベラはでろんでろんになる時がある。
「自分が不甲斐ないばかりに…」とか。
たまにリリーと3人で飲むけど
(はい、イザベラの泣き上戸タイム入りました〜)と
ふたりでニヤニヤしています。
「良い感じの木の棒」とか
「良い感じの石」とかが好きなようで、
ぶんぶんして遊んだり、河辺で水切りしたり木登りしたり
子供っぽいところも持ち合わせています。
身長は158cmくらいで、声は低めです。
服は白い襟の黒ワンピースになにやらこだわりがあるようです。
ツンのデレってやつかもしれないですが
私の事を思ってあれこれ意見したり
プライベートな相談にも乗ってくれる優しいお姉さんです。
人間的な耳は右側にしかありませんが
左側に生えているツノが
あらゆる情報をキャッチするセンサーの役割をしていて
非常に繊細な人でもあります。
2021年10月の引越しを機に
2人と切り替わることができるようになりましたが
パワー系のイザベラが作ったダンボールを
私が持ち上げられない、ということもありました。
●死神

ほんとに怖い存在。
神出鬼没、死の化身。
浮いてて、右眼は飛び出ていたりします。
インナーワールドの住人とは言い難いですが
現れる時は現れる。
虐待されていた幼少期のリリーの家を
両親ごと焼き払った張本人であり
リリーのトラウマ。
皮肉にも、リリーの恩人でもあるが、
本人にとってはトラウマでしかないよな…
侵入を許してしまった時は、いつもイザベラが追い払ってくれてます。
彼女が手にした瞬間、ただの木の棒ほど強いものはありません。
私とリリーは怯えて身動きがとれなくなってしまって
イザベラひとりに苦労をかけてしまうけど。
まず、私が自我をちゃんと保って
元気でいる事が何より二人や、私自身にとっても
現実世界の周りの人にとっても
大切な事だと思っています。
死神を寄せ付けないバリアを張る事ですね。
今は精神薬がその後押しをしているというか
イザベラの雰囲気がやわらいだり
暇そうにしているのが何より和やかです。
最近は本当に平和ですし
命の危うさすら感じることがないくらいです。
それもひとえに、画家クロマトを認めてくださる皆さんのおかげです。
●うつ病の救世主
私は20歳の時に、うつ病を発症しました。
どんどん崩壊していく世界。
当時、リリーしか居なかった世界は
容易く死神の侵入を許してしまいました。
「完成させたら確実に死ぬ!」と思い
あえて完成させなかった2つの絵があるので
この機会に載せます。

死神の侵入
蒼い花弁とともに壊されゆく世界。
死神は、太陽のように眩しくて
そして暗くて、心無かった。
鎌の柄はムチのように柔らかく、
ゴムのように伸縮自在。
憑依する能力もある。
どういう仕組みかわからない。

リリーが死神に憑依される。
私はもう、どうにも手がつけられず
内側にすら味方が居ないなかで
ただ混沌と化していく精神世界と現実世界を見ている事しかできなかった。
当時2015年、末。
その時に現れたのがイザベラで
私達を救い出してくれたのでした。
その結果、彼女は左耳を失うことになるのですが
回復するまでリリーと私で看病していました。
精神薬のサポートもあり
イザベラも怖がりではあるけれど
通りすがりであるのに、それでも得体の知れぬものに挑み
まだ何も関係のなかった私達を救ってくれるとは。
1年ほどかかったけれど、なんとか精神を取り戻せた。
イザベラは、住みついた理由を「なんとなく」と言っているけれど
その「なんとなく」が意味するものを今でも深く噛み締めるものです。
●まとめ
彼女らは、あくまで私の中の精神世界の住人であるので
食事も、睡眠も必要としないのですが
現実世界に肉体を持つ私の感覚を通して
味わいたい感覚を好きな時に味わっているような仕組みです。
寝る必要がなくても、ふたりとも寝るし
食べ物の味を共有する事もあるし
イザベラに関してはお酒大好きお姉さんです。
「飲もうぜ」と言われれば、「ウス!」とコンビニへ行きます。
ビールが好きなようだけど、高いからたまーにで許してね笑
ふたりは私を守ろうとして住み着いているのでは?と問われ
ああ、確かにそうかもしれないと思いました。
19や20歳の、あまりにも脆い自分を
導き、育て、ずっと親友として一緒に居てもらいました。
そして、今もなお。
私が何かに挑んだり、情熱を燃やしたりする部分はイザベラの影響かもしれませんし
自然や動物が大好きで、穏やかな部分はリリーの影響かもしれませんね。
クロマトという人間は、3人で1人の人間。
精神世界というものは、私の心のコア部分にあり
ここが壊れたら終わりなので
外部の人間に立ち入らせないバリアを常に張っています。
非常に危うい事なので、基本的に立ち入り禁止区域にしています。
ずっと一緒に仲良く過ごしていますが
彼女らはもしかしたら歳を取らないかもしれません。
現実世界に肉体を持たないから当然かもしれないし
「誕生日」という概念にも、珍しいものかのように興味津々でした。
突然年齢や外見、性格を持って現れ、
それと同時に彼女らの歴史が生まれたのかもしれません。
ただ単に、いつも一緒にいるから気づかないだけかもしれません。
私にもわからない事は多いですが
仲良しで、ふたりともすごく優しいのは確かです。
こんなところで、この記事を終えましょうかね。
一つ疑問、イザベラって寝返りうつ時どうしてるんだろう…
左側にごろんしようとしたら「ウッ…」ってなるよな…
まあいいか…
とりあえず、いつも内側では3人仲良しです。
いつか私が幸福に辿り着けたとしても
ずっと居てくれたらいいな…
ということで
みなさん、ではまた。
【絵描きさん、みんな仲間!】
私クロマトは、すべての絵描きさんを心より応援しております。
上手い下手も、初心者でも何でも関係ありません。
私だって、まだまだ駆け出しの身。
肩を並べて、あなたと一緒に進んでいける事を願っております。
この記事を見ていただいてありがとうございます。
クロマト
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