絵描きがやりがちな重大ミス3選【まさかこれやってないよね?】

こんにちは、画家のクロマトです。
今回は
「あなたはまさかやってないよね?」
という絵描きがやりがちなミスを
選ご紹介しますよ。

【1. こだわらない】

妥協は社会で生きる上での
大切なスキルですが

それを作品にまで使ってませんか?

「こんなもんでいっか!」
「うん!これが限界!」


そんな風に思うことはありませんか?

これは絵描きにとっては
排除すべき問題の一つです。

今までいろんな絵描きと関わってきて
また、自分がずっと絵を描いてきて
確実に言えるのは

本人にしかわからない世界まで
徹底的にこだわり抜いている人が
心揺さぶられる作品を創っていることです。

自分で自分を納得させたその瞬間に
表現者としての死を迎えるでしょう。

もちろん
「これだ!!」と実感したものは違いますが

創造の苦しみから逃れる言い訳として
自分を納得させる思考は

誰からも評価されないだけでなく
あなたが成長しないループにはまります。

それがいつの間にか
他人との比較や妬みに変われば
南無阿弥陀。

これが、陥りがちなミスの一つです。

●限界値は最低ラインである

つまりは
自分の限界値で常に描くこと

可能なら120%を出して描くこと
それが大切になってきます。

それは、上手く描くことでもなければ
時間を大量に使うことでもありません。

あなたの歴史において
毎作、最高傑作を生み出すつもりで
徹底的に挑んで欲しいのです。

結果がどうであれ
一切妥協をせず
限界を超え続けるつもりで
制作を続けることが大切です。


【2. 一度も俯瞰的に見ない】

絵を描いている本人からすると
自分の作品は主観です。

完全には客観的に見られないのです。

そこで、なるべく客観性を持つため
定期的に離れて見ることが必要です。

それでいうと
「一晩寝かせる」というのも重要で

時間が経ってから見ると
改善点が見えてきたりします。

ましてSNSなどで発信する場合
目に留めるか留めないか
一瞬で判断される世界なので

この客観性が大事なのです。


他の何か、
例えばTouTubeなどに集中して
チラっと絵を見たときに
自分がどう感じるか
それが一番客観に近い状況でしょう。


●目安は30分に1回

描いている最中も
ちょくちょく離れて見ることは大切で
その目安は30分に1回です。

集中しすぎもあまり良くなくて
意図しない現象が起こったまま
気付かずに夢中になっていると
あとあとアレ?ってなりますので。

脳は自分に都合よく映すものです。
とにかく客観性を意識しましょう。


【3. 資料を用意しない】

絵描きが陥りがちなミス3つ目は
「資料を用意しないこと」です。

プロは何も見ずに描く
と思われがちですが

プロほど徹底的に資料を用意します。

この情報社会で
何の手がかりも足がかりもないのは
平面の壁のボルダリング。

スマホやPCの中に
「資料フォルダ」を用意して
そこにヒントになりそうなものを
山ほど詰めていきます。

画像も音声も、テキストも
すべて詰め込んでいき
制作時に役立てます。

これを行っていない人が
割と多いように感じるのです。

私は音楽からヒントを得ることが多いので
YouTubeで
ヒントになりそうな曲の再生リストも作っています。

「表現」というフィールドにおいて
あらゆるジャンルが繋がります。

スパイスを調合するように
自分の世界に取り入れる要素を選択し

新しい1歩を描いていくのです。

●パクリはしない

ただし、資料の丸パクリは
もちろん間違いです。

あくまで資料ですので
原形など留めない状態になるまで
自分の世界に取り込みます。

もし
今までそんなことしてなかった!
という人は

資料集めと
そこから吸収する練習をしてみてください。

あなたの作品に
深みがより一層増すことでしょう。

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【絵描きさん、みんな仲間!】

私クロマトは、すべての絵描きさんを心より応援しております。
上手い下手も、初心者でも何でも関係ありません。
でも私だって、まだまだ駆け出しの身。
肩を並べて、あなたと一緒に進んでいける事を願っております。
この記事を見ていただいてありがとうございます。

クロマト

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