【画家になるには】プロの画家として活動するためにした事を徹底解説!
こんにちは、画家のクロマトです。
今回は
私がプロの画家としてスタートするために
何を行ってきたかを解説します!

今日から始められる事なので
ぜひ最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
私の主な歴史はこちら↓
●主な実績
・2012〜2013 高校および美大予備校にて絵を学ぶ
・2014 友人バンドのCDジャケットおよび特典ポストカード制作
・2016 友人バンドのミュージックビデオ制作
・2018〜2020 作詩作曲、朗読を行う
・2021 本格的に画家活動を開始
・2021 シンガーソングライター「エミィ」とコラボ アニメーションMVを制作
・2022 初の個展 「ペシミズムの光」展を開催
・2022 YouTubeチャンネル「タイハクオウムのゆきまる」コラボ
【1. Twitterで交流を深める】
この記事をご覧になっているかたは
絵描きさんも多いのではないでしょうか?
ただ、SNSに作品を投稿しているだけでは
十分とは言えません。
SNSは交流の場でもあるので
積極的に人と関わり
親睦を深めましょう。
人と関わるのが苦手なかたは
いいね等をし、
自分の存在を認知してもらいましょう。
●友達が強いファンになりやすい
ファンへの入り口は
大きく分けて2種類あると思います。
・作品からあなたの人柄を知る
・人柄からあなたの作品を知る
つまり
作品を投稿するだけでなく
仲良しな友達ができたら最高なのです。
あなたは
何かのファンだったり
推しがいたりしますか?
ファン側の心理としては
その対象がどんな人柄かというのも
気になるポイントだと思うんです。
そこで、
発信者側であるあなたも
日常のツイートをしたり
リプでやり取りをしたり
ツイキャスやスペースで話したりする中で
あなたの人柄を発信してほしいのです。
ちなみに私はこんなやつでごぜぇやす…↓


親しくなった友達は
あなたの人柄を始めとして
作品を見てくれます。
また、友人を通して
あなたの作品が広がれば
作品からあなた自身にたどり着く人もいるでしょう。
【2. 無償の絵を自分からお願いする】
次に私が行ったことは
SNSで仲良くなった友達に
「良かったら似顔絵を描かせてくれない?」
とお願いをしました。
「無料で描きます。依頼待ってます。」
ではなく
「あなたを描かせて」とDMに送信。
なんと
声をかけた全員からOKがいただけました!
その一部をご紹介します。↓


こうした似顔絵祭りを
約1年間にわたって行いました。
この時点で
絵描き歴は10年近くになっていましたが
本格的に画家を始めるにあたり
制作方法の実験や確立、
やり取りのスムーズさに不安があったのです。
●似顔絵はあくまで私の場合
この段階では
特に似顔絵に限った話ではなく
あなたのジャンルに合わせて
変えていきましょう。
友達のケモノ化でも
イメージで描いてもOKです。
本質は交流とレベルアップにありますので。
友達との繋がりを強めつつ
自らのスキルアップをし
広めてもらえる可能性がある。
それがこの段階の強さです。
【3. 有償化の世界を学ぶ】
画家を名乗るならば
やはり少なからず
自らの作品で対価を得ること。
お互いを知っている友人と
先ほどのやり取りを学びましたが
次のステップは
見ず知らずの人の依頼
それも依頼料をいただいての制作です。
私の場合は
スキルを売り買いできる
「ココナラ」で少し活動しました。

有料の世界の勉強も兼ねているので
かなりの破格で依頼を募集し
基本的には
こちらからアプローチをしました。
「私に描かせてください!」
は有償化しても続きます。
ですが、フィールドは今までと違います。
依頼側はお金を支払っているので
かなりこだわりますし
こちらもお金をいただいているので
その責任感は大きいです。
●市場は崩壊気味
しかし、
こういったスキルマーケットは
市場が崩壊していることが多いです。
私は過去に制作会社の営業をしていましたが
例えばイラストレーターやカメラマン
彼らの生活を苦しめたのは
ウデは無いけど破格で依頼を受ける
壊し放題の市場でした。
別に本業があって
趣味の延長で行うには
こういったアプリは適していますが
仕事を辞めて
背水の陣に立つような画家にとって
ここを終着点にするには
あまりにも割に合いませんでした。
だって、
制作過程を依頼者と少し進むごとに共有し
その度に希望や
こちらが出来ることの擦り合わせをし
完成までには何日もかかるのです。
それでいて数千円の世界にいるのは
ほぼ自傷行為ですので
私は勉強のためだけにアプリを使用しました。
3件ほどの依頼で
十分に学びを得たと感じた私は
その世界を後にしました。
しかし、この時点で私は
「自称」ではない画家になったのです。
【4.ギャラリーと個展】
次に私がした行動は
近所のギャラリー探し。
どうしてもここにたどり着きました。
スキルマーケットの市場は崩壊
ともすれば
オフラインから攻めていきます。
まず一番近い画材屋さんをググり
そこに何度も通い
店長さんとお話ししました。
「この周辺のギャラリーはどこ?」
という話題に切り替えていくと
情報を得ることができました。
そしてそのギャラリーの管理者の方とお話をし
個展開催の鍵を見つけました。
お金がないので
半分ほどの作品を額装できませんでしたが
個展の開催が決定!
●フォロワーさん最高!
何度もこちらが思い浮かべる会場の構想や
会場の下見を重ね
初めての個展を開催しました。
期間は6日間。
通りすがりの方はもちろん
日本の各地から
フォロワーさんが集まりました。
そうそれが
この記事の第一ステップでお話しした
Twitterのお友達です!
私が特に驚いたのが
特に連絡もなく遠方から来てくれた友達や
普段やり取りをする機会のなかった
でも私を見てくれているフォロワーさんが
たくさん来てくれたのです!
散らかした無数の点が
線で全て結ばれていき
この個展会場につながり、また分岐します。
私は今まで生きてきて
これほど幸福な時間はありませんでした。
辺りは全て自分の作品。
そして各地から来てくれる人たち。
私にこんなにファンがいるとは
こんなに愛してくれる人がいるとは
この時に初めて思い知ったのです。
あなたにもどうか
この喜びを感じていただきたい…!
【5. 美大や専門学校は関係ない】
画家になるには
美大などを卒業していないとダメ。
そんなことはありません。
実際、
全く絵を学んだことのない人が
独学で始めて人気になったりする世界です。
逆に美大は出たものの
全く絵を描けなくなった人もたくさんいます。
技術は素晴らしいものの
魂が伝わってこない人もたくさんいます。
ここまで私が歩んで実感したのは
技術よりも、
どれだけ心で描いているかです。
技術は勉強すれば
誰でも身についていきますからね。
絶対的に真似できないのは
あなたの命、魂そのものです。
私は美大には受かっていませんし
デッサン力もさほど高くありません。
表面的にしか鑑賞できない人も多いですが
でも波長がバチッと合う人は
長い時間、絵の前から離れられなくなります。
これもまた
個展を開いて驚いたことです。
伝わるべき人には
呼吸を忘れるほどに伝わるのです。
あなたが絵に自信がなくてもです。
関係なく、伝わる人には伝わります。
【6. そして私は画家になった】
個展にてたくさんのかたが訪れ
絵が売れ
そしてオーダーメイドの依頼もいただきました。
長々と書いてきましたが
これが、画家クロマトの序章なのでしょう。
決して受け身にはならず
自ら飛び込んでいくことは大切で
その後、
ずっと前から大好きなYouTubeチャンネルとのコラボが決定!
そして今
12月に池袋の東京芸術劇場での
グループ展への出展も決定し
また「日本橋Art.jp」様のサイトに掲載いただき
毎月のWEBグループ展を始め
インタビューなども更新されていく予定です!
●行動力と度胸は必要かも
さて、ここまでのまとめですが
私が画家になるためにやってきた行動は
「待たずに突っ込む」
「その覚悟を持つ」
という共通点があると思います。
これ、結構絵描きさんが難しいことなんですよね。
私も例外ではなく
精神科に通いながらの活動です。
(先生には飛ばしすぎて心配されていますが笑)
絵描きは創造と引き換えに心が脆いもので
大きな一歩には
大きな恐怖が伴います。
人間も動物の一つとして
本能的に恐怖やリスクは拒絶するものです。
そういう意味では
画家になるには
人間を辞める覚悟が必要かもしれませんし
スタートダッシュには
それを受容できるだけの
精神的安定の隙を狙う必要があるかもしれません。
もし今
絵に自信の持てない絵描きさんは
この記事も是非ご覧ください。
これから画家になろうと思っているかた
「怯えるな」とは言いません。
私自身、とっても怖かったので。
しかし
その代わりに言えるのは
真っ当に怯えて大丈夫です。
真っ当に疲れ切って大丈夫です。
些細なことに泣き笑い
四苦八苦しながらも頑張るあなたを
見ている人は見ているんですね。
画家を目指すすべての人に
この記事が何かのヒントになったら幸いです!
物語は続きます。
あなたも、私も。
【絵描きさん、みんな仲間!】
私クロマトは、すべての絵描きさんを心より応援しております。
上手い下手も、初心者でも何でも関係ありません。
でも私だって、まだまだ駆け出しの身。
肩を並べて、あなたと一緒に進んでいける事を願っております。
この記事を見ていただいてありがとうございます。
クロマト
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